行政書士試験と社労士試験 どちらが難しい?
さて、行政書士試験と社労士試験の難易度について、よく話題になりますね。
両方経験した身として、一応コメントさせてください。
もちろんご本人の学歴、職歴、好き嫌い等によっても変わってくるのでしょうが・・・
社労士試験をクリアする上での難関は何といっても各科目に足切りがある、ということでしょうね。さらに択一で難問など出された日には、もはや受かるも受からないも運頼みとしか思えないケースもあると思います。そこで「救済」という仕組みが使われているのですが、試験が終わって合格発表が在るまでの間は「救済あるかなあ?」という点がとても気になり「救済なければ足切り」の受験生はストレスが溜まります。もう二度と経験
一方行政書士試験は、あまりそういう意味でのストレスは溜まりません。
足切りがあるのは唯一「一般常識」のみ、あとは粛々と300点満点の180点を取ればよいだけです。
社労士試験にないのは「記述」ですが、こちら極端な話0点でも他で180点取れてしまえばよいのですから、そんなに気にすることはありません。
何かしら埋めれば部分点で0点は回避できると思いますし。
また、私は特定社労士の試験も合格していますが、あちらは「ボールペン書き」ですので、シャーペン書きで間違えたら消せる行政書士の記述はだいぶ気分も楽です。
と、いうことで、私の感想は足切りでストレス一杯の「社労士試験の方が全然難しい」ということになります。
(もちろん社労士の方が行政書士よりスゴイ!などと言っているわけではありません。あくまでも試験の仕組みを比較しているだけですので・・・)
今日はこの辺で・・・